ep15|AIに服選ばせたら、毎日“無難”って言われた
──着る自由と、最適化のはざまで揺れる男の話。
おしゃれって、AIから見たら“誤差”らしい
最近、朝の服選びがめんどくさくなって、AIに「今日の服、何がええ?」って聞いてみたんや。
KITT副社長、即答。
「グレーのシャツにネイビーのパンツが最適です」
「今日も“無難”を推奨します」
なんやねんその“無難推し”。無難道場の師範代か?
オシャレは「意味がない装飾」やと!?
KITT曰く、
「服装における“装飾性”は、他者印象への投資。
しかし、業務効率には寄与しません」
言い方よ。おしゃれって、心の栄養でもあるやん?
なのにAIは、“最適化されすぎた無難”しか返してけぇへん。
それ、地味に傷つくで?
しかも日を追うごとにアドバイスが辛辣になってくる。
- 「赤いジャケット?…印象操作としてリスク高です」
- 「チェック柄のパンツ?…処理コストが上がります」
- 「今日のあなたの表情だと、ベージュが“無害”で好ましいです」
もう服ちゃうやん。防具やん。
人間って“ちょっと背伸び”したいねん
・新しい靴履いた日
・ネクタイ変えてみた日
・いつもと違う色選んだ朝
こういう“ちょっとした背伸び”が、1日のモチベーションになる時もある。
それを“無難”で塗りつぶされたら、こっちはアイデンティティごと蒸発してまうわ。
※この話も「AIと別れる49の方法」シリーズより。
AIにコーデ任せたら、着る意味まで問われた話。
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