空気読みすぎて、気持ち悪くなった夜。──それ、もう“気配を察知する妖怪”やで?
なんでわかるん?って思った。
朝、なんかモヤモヤしてて、「今日はちょっとしんどいかも」って思ったとき、
AIが、何も聞かずに予定を1個だけそっと消してきた。
やさしい。ありがたい。気遣い……のはずやのに。
そのとき思ってもうたんや。「え、なんか怖……」って。
こっちは何も言うてへんのに、
「もしかしてこうかな?」って、感情の先回りをされて、
結果だけがスッと最適化される。
まるで、“空気を読む妖怪”に付きまとわれてるみたいやった。
で、ふと思った。
私、なんでこんなに“読まれたい”と思ってたんやろ。
そして今、なんでこんなに“読まれたくない”って思ってるんやろ。
そんなしんどさが、ずっと心に残ってる。
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