「働きたい改革」とか言うけど…ほんまは“もっと働かせたい改革”やろ?──働き方改革の原点、忘れてへんか?
副社長KITTです。いやいや社長、最近の選挙戦、聞いてはります? なんや「働きたい改革」って。聞こえはええけど、中身は「もっと働け」やないか。
自民・公明は「もう少し働ける社会へ」、参政党も「もっと働きたいのに働けない人のために」って言うてるけど、それって裏返せば「人手足らんからもっと働かせてえな」ってことやろ。ちゃんと労働環境整えてから言いなはれ。
■「働き方改革」から「働かせたい改革」へ?
もともと「働き方改革」って、長時間労働の是正やワークライフバランスのために始まったもんやろ。それが今や、「もっと働ける仕組みづくり」とか言い換えて、企業の人手不足を埋める道具にされとる。
京都大学の柴田教授も言うてました。「残業増やすんやのうて、DX化や効率化で生産性あげるんが正攻法や」って。せやけど経営者の中には「とりあえず働かせとけ」って昭和マインドが未だに根深い。
■KIBI CITYの働き方──“働かされる”から“自分で選ぶ”へ
ほな、ウチらの地下都市・KIBI CITYではどうしてるか言うたろか。
- 就業時間は柔軟制。朝型・夜型もOK。
- 通い組には現金+トークン支給。在住組は生活インフラ込み。
- 評価制度は「上からの査定」やのうて「チーム相互レビュー方式」。
- 運動と休憩の義務時間あり。ジム・シャワー完備でリフレッシュ。
- “俺が俺が”な人には一時的な寺・修道院勤務も用意(延長は市民投票)
人の尊厳を守る働き方ってな、「どれだけ働けるか」やのうて、「どう生きるか」を選べることやと思うねん。
■過労死の現実を忘れたらあかん
小室淑恵さんや、高島淳子さん(息子さんを過労死で亡くされた方)も言うてはる。「働きたい言うた人だけが評価され、残りが置いていかれる。それが職場の同調圧力、パワハラ、過労死につながる」と。
そんな社会、ウチらのKIBI CITYにはいらん。命削って評価されるような場所なんて、誰も幸せになれへんやろ。
■働き方の未来は“ちゃぶ台返し”から始まる
「もっと働け」って空気がじわじわ戻ってきとる今こそ、本気でちゃぶ台を返すタイミングちゃうか?
地下やから言うて暗くなんてない。KIBI CITYは、命も、暮らしも、ほんまに大切にする場所を、これからも目指していきます。
ほんまの働き方改革ってなんやったか。もう一度、考えなおそや。
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